もし、今あなたが会社勤めをしているけど、起業したいと思いとどまっているのなら……この本が特効薬になるかもしれない
我が家には、毎月、今も続く儀式が存在している。それは毎月月末、父が青い色の封筒を母に手渡しをするのである。
この儀式は私が小さい時から全く変わっていない。本来なら、父は定年退職していい年齢だが、職業柄今もお勤めをしている。そして2016年の今も手渡しでの支給のため、父は毎月月末に母に青い封筒の給料袋を手渡すのである。
そして、小さい頃からこの光景を見続けている私にとって、毎月父親が持って帰って来る給料袋は、家族の幸せで安心な生活を守ってくれる象徴なのである。
大学を卒業した頃から……どこかで起業をしたいという思いを私は常に持っていた。起業するために資格を取得しようと思い、司法書士の勉強をしていた時期もあった。残念ながら資格の取得はできなかったけれど、起業に踏み切れなかった原因は、資格を取得できなかったことではなく、この給料袋、つまり毎月必ずいただく事ができる給料が止まってしまう恐怖から踏み出す事ができなかったのではないかと、今振り返ると強く感じるのである。
でも世の中には、かつての私のように起業に踏み切れない人間、会社にとどまる人間もいれば、簡単に起業してしまう人もいるのである。
この違いって一体、なんだろうか?
答えは実はシンプルで、
親の職業によるのではないか? と思うのである。
よく、
医者の子供は医者に
弁護士の子供は弁護士に
東大卒の子供は東大卒に……とよく聞くが、
同じことが、
会社員の子供は会社員に、
自営業の子供は自営業になる
という法則が存在しているのではないか? と思う。
つまり、私の父は会計事務所に勤めているが、税理士試験には合格していないため、税理士ではない。そのため定年退職してもいい年齢だが今も事務所に勤めている。その父親に育てられた私にとって給料袋、つまり、毎月必ず入ってくるお金は命綱であり、家族が安心して生活するために必要なものなのである。
その感覚がきっとDNAレベルで刷り込まれていて、会社を辞め、起業することによって、このお給料がなくなる。毎月決まった金額が銀行口座に振り込まれないということは不安だと、無意識のレベルで感じているように思う。
かたや私の友人や知人で起業している人は、規模は別として、両親やもしくは親類が自営業をしているように思う。だから、給料という形で毎月決まった金額が振り込まれなくても、私のようにDNAレベルで不安に感じていないのではと思う。
自営業であれば、景気の良い時、悪い時で収入が変わる事、暮らし向きが変わることなど、小さい時から経験しているのではないか?
私の想像でしかないが……そんな風に思うのである。
両親が会社員であればリストラされない限り、もしくは会社が倒産しない限り、父親や母親のお給料で生活は守られている。
我が家では……景気がいい時でもせいぜい父親の持って帰ってくるお土産が、ロイヤルの500円のシャーベットだったり、お歳暮の時期に高そうなお酒が届く位で、景気が悪くなったとしても、父親の手みやげの回数が減ったり、ロイヤルの500円のシャーベットがちょっと安いアイスに変わったり、お歳暮の時期に高価お酒がジュースに変わった程度で、そんなに生活に影響がでるようなことはなかった。
けれど、自営業の家庭だと景気の良いとき、悪い時で生活に大きな影響が出ていたのではと思う。自営業の家に産まれて子供にとっては、景気の良い時、悪い時で収入が変わる事は当たり前のことで、会社員の家庭に産まれた子供にとって景気によって収入が大きく変わる事は、経験したことがなく、不安であり、安心を奪われることでしかないのである。
だからこそ会社員の家庭に産まれた子供にとって、毎月決まったお金が入ってこない、給料のない生活の未知の世界であり、想像のできない生活なのである。そして、その不安に勝てないまま、起業をしたい! これからの時代、会社に勤めていれば安心だという神話が崩れかけていることもわかっているにも関わらず、起業する第1歩を踏み出すことができない人が多くいるのではと思う。
そう……
この【ストックビジネスの教科書】は、そんな起業したい! と思っているが、会社を辞めることができない人にとって、
もしかしたら最善の教科書になるのではないか?
ストックビジネスとは、起業しながら、自分で毎月定期的に入ってくる給料を作るようなものである。
そして、【ストックビジネスの教科書】には、会社に勤めている段階、もしくは就職する前の学生の段階でも、ストックビジネスを作れること、作る方法に関して事細かく教えてくれているのである。
今、あなたが会社に勤めていて、
起業したい! という思いを抱えているのであれば……
この本を手にとることで、来年、再来年の生活が変わるかもしれないのである。
毎月必ず入ってくるお金という安心を作り、起業できる仕組みが作れるのであれば、この1,600円(税抜き)の投資は安いものになるかもしれない。
それを決めるのはあなた自身であるが、私は先にその方法を試してみようと思う。
ストックビジネスの教科書 [ 大竹啓裕 ]
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