毎週、毎週、思ってしまう。天狼院のライティングゼミに通っている。ライティングゼミには課題がある。私は、毎週他の受講生の投稿する文章を読みながら……
心の中で、
日常のこういう事が題材になるんだ〜
こんな風に表現するんだ〜
えっ……これネタにするんだ〜と感心しながらも、実は嫉妬しながら読んでいる。そして、WEB天狼院に投稿されるライティングゼミの上のプロフェッショナルゼミの受講生の投稿をみて……一体なにがどうしたら??? こんな面白い文章が書けるのだろうと、悩むのを通りこして、一体なにが違うんだろと考えていた。
ふと、面白い、感動して思わず読んでしまう文章や時代を変えてきた商品やサービス、そして流行もすべてはそれを作った人の目のつけどころのが他の人とは違ったのでは? と思った。
目のつけどころとは、ものを見たり、評価したりする際に特に見るべきポイントのことだ。
例えば野菜のプロである八百屋さんは美味しいイチゴかどうか? をヘタが元気で反っているか? ヘタの緑が濃いか?種を覆うように実が盛り上がっているかどうか? 実の表面に光沢があるか? ヘタのところまで真っ赤かどうか? などというように、美味しいいちごを見分けるポイントを知っている。魚のプロ魚屋さんもお肉のプロお肉屋さんも美味しいかどうか? 新鮮かどうか? みるべきポイントを知っていて、そのポイントよく見て見分けている。
企画のプロ、アイデアを生み出すプロも同じように、企画やアイデアを生み出すために時代や日常をみるポイントがあるとしたら……私は知りたいと思った。
そうすれば毎週の投稿で悩むこともなく、もしかしたら私自身が時代を変える商品やサービス、そして流行を生み出す事ができるようになるかもしれない。そんな期待を抱かしてくれたのが…….この本だった。
この本とは、「僕たちはアイデアひとつで未来を変えて行く。 」島田始著のことだ。
著者は「an an」編集部から「Hanako」の創刊に携わり書籍編集部を経て独立し、流行の作り方や仕掛け方などを大学や商工会議所にて起業マーケティングのトップ講師として教壇にたっている。
わたしにとって「an an」は流行を作りだす雑誌だし、「Hanako」は東京の情報を集めたタウン誌にも関わらず、東京に住んだ事のない福岡在住の私でも知っている有名な雑誌だ。この雑誌の編集や創刊に携わって著者の編集者時代から培ってきた、アイデアの種、企画の種の見つけ方が実際の事例を交えて、対寧に教えてくれている。
本を読みながら、なるほど〜と心の中でつぶやきつつ、この商品やこうやって生まれたんだ〜と感動しながら読み進めていく、本を読むのが早いほうでない私でもあっという間に読み事ができた。
企画を次々生み出すアイデアが次々生まれる人と私の脳は違いがあるのではなく、世の中をみる着眼点、目のつけどころが違うのだなと、美味しいイチゴを見分けるポイントがあるように、企画やアイデアや流行を生み出すために世の中をみるポイントがあるのだと教えてくれた。
そう考えてみると…….今私は元々自分自身がガラ携で濁点を入力できない、絵文字も入力できないくらいアナログで誰に教えてもらったいいか? どうしていいか? わからなくて困ったことがあった。今はブログを始めたことをきっかけに、WEBやFacebookなどのSNSに関しては一通り設定から投稿や運用をすることができるくらいにまでなった。
ある日友達とお茶をしていた時に友達から「今度サロンをオープンするんだけど、Facebookページの作り方が分からない」と言われ、「だったら、今その場で作ろうよ〜」とその場でMacを立ち上げて教えてあげたのがきっかけで、今アナログ女性向けにWEBやSNSの使い方を教えている。
かつての私がガラ携で濁点や絵文字が入力できず、おまけに誰に習ったらいいか? わからなかったのと同じように、今FacebookやインスタグラムなどのSNSの使い方が分からなくって、どこに、誰に聞いたらいいか? 分からない人が実は私の周りにたくさんいたのである。
HAPPY WEB LIFEはWEBやSNSの使い方を教える事が新しいサービスになったのだ。まさに今私がやっている事はソリューション発想法から生まれたビジネスだった。
本に書いてある9つの発想法は特別な方法でなく、私でもすぐ活用できる方法なのだ! 企画や、アイデアを生み出すプロではないわたしでも気がつかないままに使っていた! ということは……きちんとこの9つの見るべきポイントを押さえながら世の中や日常をみることができるようになれば……もっと今までより多くの企画やアイデアを生み出すことができるかもしれない。
本の中では9つの発想だけでなく、それ使いこなすために大切なことや、発想法を使ったワークなどもふんだんに収録されている。だれでもアイデアや企画が生み出せるように懇切丁寧に教えてくれているとっても心強い一冊なのだ。
もしこの本を読みつぶして、私の脳がたくさんのアイデアや企画を生み出すことができるようになったら……私の未来は今想像したものとは大きくもっとクリエイティブな未来に変えることができるかもしれないと心が今ワクワクしている。そう…….だから今私のかばんの中にはこの本が常に入っているのだ。
僕たちはアイデアひとつで未来を変えていく。 [ 島田始 ]
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